著作物の無断利用停止要請書
管轄、権利確認および法的助言に関する重要な注意
これは、写真家が事業者に対し、写真の利用状況を調査し、許諾のない利用を停止するよう求める架空の事前通知です。法律上の助言、著作権侵害の確定、裁判所の命令または損害額の請求書ではありません。日本では、著作権の帰属、職務著作、共同著作、委託契約、利用許諾の範囲、著作者人格権、肖像・プライバシー、商標、広告表示、契約責任および不正競争の問題が、契約と具体的な利用態様によって異なります。著作権法上の複製、公衆送信、展示、翻案、氏名表示または同一性保持に関する権利が問題となる場合でも、適法な許諾、引用、権利制限、権利の譲渡または第三者の権利が影響することがあります。送付前に、弁護士または弁理士へ原契約、撮影者と被写体の関係、証拠、請求額、差止めの必要性および裁判管轄を確認してください。緊急の差止め、発信者情報開示、税務、海外配信、プラットフォームへの申立てまたは反訴の可能性がある場合は、専門家の確認なしに断定的な発言や大量の通知をしないでください。関係するデータ、メタデータ、広告記録および通信を削除・改変せず保存してください。
差出人
吉田 杏奈 (屋号:杏奈フォトグラフィー)
〒460-0002 愛知県名古屋市中区丸の内二丁目14番16号 グリーン丸の内602号
電子メール:anna.yoshida@example.test
電話:052-555-6073
宛先
株式会社金鯱イベント・ホテルズ
代表取締役 小林 航平 様
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄一丁目27番8号
作成日:2027年4月22日
件名:杏奈フォトグラフィー撮影写真4点の無許諾と思われる商用利用について
小林様
私は、以下の4点の写真を撮影し、原則として著作権を有する吉田杏奈です。2026年8月16日、貴社が運営する名古屋市中区の金鯱ガーデンホールで、依頼者である水野 紗季様および井上 蓮様の結婚披露宴を撮影しました。撮影に先立つ2026年7月2日付の業務委託確認書には、納品物を新郎新婦へ私的に提供し、新郎新婦が個人のSNSで共有することは認めていますが、貴社が広告、営業資料、予約サイトまたは有料の宣伝に利用するための著作権譲渡または商用利用許諾は記載されていません。
私は2026年9月30日、パスワード付きのオンラインギャラリーを新郎新婦へ納品しました。2027年4月18日、貴社の公式ウェブサイトの「2027年秋のウェディングプラン」ページ、公式Instagramアカウントおよび紙のパンフレットに、下記4点と同一またはトリミングした画像が掲載されていることを確認しました。ウェブページのURL、画面全体、ページソース、確認時刻、Instagramの投稿日時、広告の表示、パンフレットの印刷日および入手経路を保存しています。4月19日に一般窓口へ確認メールを送りましたが、現時点で権利の根拠、許諾の範囲または対応責任者に関する実質的な回答はありません。
対象となる作品と利用状況
作品A「夕暮れの回廊」ファイル名YAP-160826-0142は、披露宴会場の回廊で二人が金色の照明の下に立つ場面です。作品B「最初のダンス」ファイル名YAP-160826-0198は、会場中央で二人が踊る場面です。作品C「庭園の席」ファイル名YAP-160826-0271は、屋外テラスの長卓と装花を写した写真です。作品D「夕日とベール」ファイル名YAP-160826-0310は、会場外周の夕方の肖像写真です。各作品のRAWデータ、撮影時のカメラメタデータ、編集前の原本、編集後の納品データ、ギャラリー納品ログ、業務委託確認書、請求書および新郎新婦とのメールを保管しています。
ウェブサイトではAとDが料金プランの上部画像として表示され、InstagramではBが予約への誘導投稿に使われ、パンフレットではA、B、CおよびDが「金鯱ガーデンホールで叶える上質な一日」という説明の横に掲載されています。私の氏名または屋号は、写真の近く、画像の代替テキスト、投稿文およびパンフレットのクレジット欄に表示されていません。私は、貴社が画像をどこから入手したか、誰が掲載を承認したか、広告代理店や印刷会社へどのファイルを渡したか、表示回数や印刷部数がいくつかを確認できていません。そのため、「侵害が確定した」と断定せず、貴社に調査と説明を求めます。
水野様または井上様が個人のSNSで共有したこと、披露宴会場が撮影場所であることだけから、貴社の広告利用が許諾されたことにはなりません。私は、被写体の肖像、参列者のプライバシー、会場の商標および他の権利者の権利を侵害する意図はなく、必要な範囲で新郎新婦、会場および委託先と調整します。貴社が別の許諾書、利用規約、購入記録、権利譲渡書または私の過去のメールを根拠とする場合、その全文と成立日を提示してください。
直ちに求める保全と対応
2027年4月29日午後4時までに、貴社の権限ある担当者から、次の事項を文書で回答してください。なお、削除や非公開化を行う場合も、証拠を保存した後、削除日時、対象URL、投稿ID、配信設定および削除を実行した担当者を記録してください。
一 ウェブサイト、予約サイト、SNS、動画、検索広告、メールマガジン、紙媒体、会場内モニター、提案書、第三者の広告および将来の予約キャンペーンから、対象4作品の表示、複製、配布、送信、編集および宣伝利用を一時停止すること
二 進行中または予約済みの広告を停止し、広告会社、デザイナー、印刷会社、会場スタッフ、予約サイトその他ファイルを受け取った委託先に、追加配布をしないよう通知すること
三 対象作品の原本、編集データ、ファイル名、メタデータ、アップロード履歴、公開日時、閲覧・クリック・予約に関する分析、広告費、請求書、発注書、メール、チャット、紙媒体の版下および印刷部数を、上書き・破棄・改変せず保存すること
四 各作品について、最初に取得した日、取得元、保存場所、編集者、掲載を承認した者、掲載期間、掲載地域、配信媒体、閲覧数または印刷部数、使用目的および許諾があると考える契約条項を示すこと
五 画像を取得した人物または会社、広告代理店、印刷会社、掲載を決定した担当者および削除・停止を決定する責任者の氏名または部署を示すこと
六 過去の利用について、利用媒体、地域、期間、掲載規模、クレジットの有無、得られた予約・売上との関係、削除または再発防止の計画および合理的な証拠調査費用を含む解決案を提示すること
画像を削除するだけでは、過去の複製・配布、著作者名の不表示、編集の有無、得られた利益または損害に関する問題を解決したことになりません。貴社は、証拠を保存した上で、現に公開されている広告だけを停止し、停止前後の状態が検証できるようにしてください。第三者が保有する広告素材を消去するよう指示する場合も、保存用の完全な複製、送付先、送付日時および返信を記録してください。
協議による解決案と権利の留保
私は、貴社が権利と利用実績を誠実に確認し、今後の利用について媒体、地域、期間、解像度、加工、表示するクレジット、予約導線、再許諾、料金、支払期限および終了時の削除を明記した書面のライセンス契約を締結することには、協議の余地があります。ただし、協議中も新たな商用利用はしないでください。過去の利用を適法化したり、私がすべての損害を放棄したりするものではなく、和解と扱うには別途、対象作品、対象期間、支払額、費用、秘密保持、再発防止および相互の確認を記載した署名済み合意が必要です。
期限までに十分な回答がない場合、私は、弁護士または弁理士を通じて警告、証拠保全、利用停止、損害賠償、著作者人格権に関する請求、裁判外紛争解決、プラットフォームの申立てまたは管轄裁判所での手続を検討します。手続の選択は、契約、証拠、侵害の程度、緊急性、相手方の所在地および費用を確認した上で決めます。本書は、貴社に著作権侵害が確定したと告知するものでも、貴社が主張できる抗弁、許諾、消滅時効またはその他の権利を先に認めるものでもありません。私は、著作権、著作者人格権、契約、肖像・プライバシー、損害、費用その他利用可能な救済に関する一切の権利を留保します。
回答は、anna.yoshida@example.test宛て、および下記住所宛てに送付してください。口頭の説明を受けた場合でも、私は記録確認のため文書での回答を求めます。
敬具
吉田 杏奈
署名:____________________ 日付:2027年4月22日
証拠資料一覧(送付時には必要な範囲のみ複製)
2026年7月2日付業務委託確認書、2026年8月16日のRAW原本と撮影メタデータ、2026年9月30日のギャラリー納品ログ、2027年4月18日のウェブサイト保存画像とページソース、同日のSNS保存記録、2027年4月20日に購入したパンフレット(1部、1,250円)、4月19日に送信した確認メールおよび原本の保管場所一覧。個人情報や参列者の画像を含む資料は、権利確認に必要な範囲を超えて第三者へ提供しません。