委任状撤回書
管轄および方式に関する重要な警告
これは架空の事実に基づく記入例であり、法律上の助言でも、あらゆる場合に有効な撤回書でもありません。イングランドおよびウェールズで用いられる通常の委任状を前提としています。署名する前に、原委任状の内容、委任の条件、本人の意思能力、対象となる取引の性質、ならびに受領者が定める手続を確認してください。永続的委任状は別の制定法上の規則に従うため、この書面を写しただけで撤回されるものではありません。場合によっては、後見庁(Office of the Public Guardian)への連絡や所定の書式・通知が必要となります。裁判所、銀行、土地登記所、年金事業者その他の機関が、独自の証拠を求めることもあります。適切な資格を有するイングランドおよびウェールズの専門家から助言を受け、必要な立会い、捺印、証書作成その他の方式を用い、関係する第三者には速やかに通知してください。
1. 委任者および代理人
私は、エレノア・メイ・ウィットコム(住所 42 Alderbrook Road, Harrowgate, London HA3 7QJ)であり、本書の委任者です。私は 2026年3月14日、同日付の通常の委任状により、ダニエル・ロバート・ウィットコム(住所 9 Orchard Mews, Harrowgate, London HA3 2LN)を代理人に選任しました。この委任は、私が手術から回復する間、小規模なケータリング事業の売却および事務管理を手伝ってもらうために行ったものです。
この委任状は、ダニエルが West Thames Bank plc、歳入関税庁(HM Revenue and Customs)、仕入先および専門アドバイザーと連絡を取り、通常の事業上の通信文書に署名し、請求書を受け取りまたは支払い、指定されたケータリング設備の売却を交渉する権限を与えていました。ただし、贈与を行うこと、私の遺言を変更すること、私個人の銀行口座を扱うこと、または 42 Alderbrook Road の私の自宅を売却することは許可していません。原委任状は、その日付および「Business Administration Power of Attorney」という表題によって特定されます。
2. 撤回
私は、2026年3月14日付の委任状を全面的に撤回し、2026年10月2日ロンドン時間午前9時からその効力を生じさせます。その時刻以後、ダニエルはこの委任状に基づき、私のために行為し、私の名で書類に署名し、銀行またはアドバイザーに指示し、金銭を受け取り、財産を処分し、または自分が私の代理人であると表示する権限を有しません。
私は、この撤回を自発的に行うこと、ならびに私が知る限り、選任を撤回することの性質および効果を理解している状態で行うことを確認します。本撤回だけで契約が取り消されたり、すでに有効に完了した取引がなかったことになったり、他の書面または法律に由来する権限が消滅したりするものではありません。また、効力発生時刻より前に行われた行為が権限内であったか、拘束力を持つかを本書だけで決めるものでもありません。
3. 口座、書類および財産
ダニエルは効力発生時刻に権限の使用を停止し、選任により保有しているすべての原委任状、写し、鍵、アクセス用トークン、手帳式小切手帳、領収書、契約書および事業記録を、私または私が指定するソリシターに引き渡さなければなりません。また、2026年3月14日から効力発生時刻までの間に受け取ったまたは支払った金銭、出した指示、行った約束、署名した書類について、書面による会計報告を提出しなければなりません。
ダニエルは5営業日以内に、私のために保管している金銭を、Hollis, Fenwick and Rowe Solicitors, 18 Station Parade, Harrowgate, London HA3 5ER の依頼人用口座へ振り込まなければなりません。ただし、同事務所が異なる指示を文書で出した場合はその指示に従います。法律または専門アドバイザーにより保存が求められる場合を除き、秘密記録を破棄、変更、隠匿または複製してはなりません。本項は、すでに発生している可能性があるものを超えて新たな信認義務を創設するものではなく、会計について争いがある場合は当事者が助言を受けるべきです。
4. 第三者への通知
私は、Hollis, Fenwick and Rowe Solicitors が本撤回書の認証済み写しを、West Thames Bank plc、事業の会計担当者である プリヤ・ナンディニ・シャー、設備の買主である Marlow Event Kitchens Ltd、および撤回された委任状について通知を受けたその他の者に交付することを許可します。各受領者は自らの記録を更新し、効力発生時刻後はその委任状に基づくダニエルの指示を受け入れることを停止し、ダニエルが代理人として提示する書類に基づき行為する前に、私または私のソリシターへ連絡してください。
私は、選任に依拠することが合理的に予想される者に通知するため、合理的な措置を取ります。第三者は、本書をもって他のすべての権限、委任または代理関係が終了した証明と扱ってはなりません。第三者自身の手続に従い、本人確認、原本、認証済み証拠または登録済み証拠の要否を確認してください。通知が届く時期や記録の更新時期が機関ごとに異なる可能性もあるため、重要な支払いまたは処分を行う前には十分な確認が必要です。
撤回の効力発生日と時刻は、関係先が処理を止めるべき基準となりますが、相手方が実際に通知を受けたかどうか、また特定の取引についてどの証拠を採用するかは、各関係先の手続と適用法に左右されます。委任者は、撤回を急いで伝える必要がある場合でも、原委任状の写し、送付した撤回書、配達の記録、電子メールの送信記録および受領した回答を一つの記録として保存してください。ダニエルから書類または財産の返還を受ける際には、何を受け取ったかと不足しているものを確認し、事業の記録と個人の記録を混同しないようにしてください。争いが生じた場合、本書の文言だけから結論を急がず、代理権、契約、財産、通知および損害に関係する事実を時系列で整理したうえで、資格ある専門家に相談してください。
委任者が撤回を作成した後も、通常の委任状に基づく処理がどこまで進んでいるかを確認する必要があります。未払いの請求、受領済みの金銭、署名済みの契約、保管中の鍵やアクセス情報について、代理人から完全な説明を受け、必要な変更を関係先へ知らせてください。第三者が本書の認証済み写しを求めた場合は、誰が認証したか、写しが原本のどの部分を再現しているか、提出目的が何かを確認してください。本人確認や登録に必要な情報を不用意に公開せず、関係のない個人情報を写しに含めないことも重要です。こうした実務上の確認は、撤回そのものの法的効果を拡張するものではありませんが、代理権の終了を安全に運用し、記録上の混乱を避けるために役立ちます。
5. 準拠法および作成
本撤回書は、取引、資産または受領者に適用される管轄外の強行法規に従うことを条件として、イングランドおよびウェールズ法に準拠することを意図しています。いずれかの条項が効力を持たない場合でも、残りの撤回は、法律が許す最大限の範囲で効力を持つものとします。
私は、上記のとおり効力を生じさせる意思をもって、2026年10月2日、Harrowgate, London において本書に署名します。
委任者:エレノア・メイ・ウィットコム
署名:____________________ 日付:2026年10月2日
立会人:アメリア・ルース・カーシー、6 Linton Close, Harrowgate, London HA3 6DW
立会人署名:____________________ 日付:2026年10月2日
原委任状または本撤回書について必要とされる場合、立会人は本人の身元と、本人が自由な意思で署名しているように見えることを確認し、物理的に同席したうえで、証明文、証書、公証、登録その他必要な方式を完了してください。ダニエルには日付の入った写しを渡し、委任者は送達の証拠および撤回した原委任状の写しを保管してください。金融機関などが独自の様式を要求する場合は、本書だけで手続が完了したと考えず、その指示に従ってください。撤回の通知を送った日、送付先、担当者、受領確認および回答を記録しておくと、後日、誰がいつから撤回を知っていたかを確認する助けになります。委任者は、重要な資産や未決済の取引について、各機関に連絡した結果を確認し、必要であれば原委任状の返却を個別に求めてください。代理人が効力発生後に行った行為の効果について疑問があるときは、自ら判断して処理せず、関係する専門家または機関に速やかに相談してください。送達の方法は、銀行や事業者の記録に残る方法を選び、提出した写しと相手方からの受領通知を保管します。撤回の対象が事業上の権限であるため、仕入先、会計担当者、設備の買主など、実際にダニエルの指示を受ける可能性がある関係先にも、適切な範囲で変更を知らせてください。ただし、第三者への通知を行ったことだけで、過去の取引の有効性や別の代理権の終了まで当然に確定するわけではありません。